白子・大坂湧水林保全の会では、和光市内の湧水地の保全に関する活動をしています。湧水地は、地下水が地表に現れた最初の場所で、地下水の量や質などの状況を把握できる貴重な場所です。また市民にとって貴重な水辺で、希少な生物が育っています。
その代表的な生物のひとつが、カワモズクです。
カワモズクは、清澄な湧水地の象徴的な生物で、しかも絶滅危惧種に分類されています。和光市はそれほど広くない中で13か所もの拠点にカワモズクが生育しています。中でも、ミョウテンジカワモズクは和光市が唯一の生息地となっています。カワモズクを保全し、湧水地を守っていくことは、和光の貴重な自然を守っていくことにつながります。
白子・大坂湧水林保全の会では、このカワモズクについて調査し、冊子にまとめました。和光市図書館で見ることができます。お問い合わせ、白子・大坂湧水保全の会の須貝氏まで。